トップ
>
酸
>
すっ
ふりがな文庫
“
酸
(
すっ
)” の例文
米友に至っては、相変らず要領を得たような、得ないような、
酸
(
すっ
)
ぱいような、
辛
(
から
)
いような、妙な顔をして考え込んでいる
体
(
てい
)
。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
所轄署への遠慮で、なかなか腰を上げなかった花房一郎も、十次郎と雪子に口を
酸
(
すっ
)
ぱくさせた揚句、とうとう
踊る美人像
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
小「本当に分らないにも程があるじゃないか、私にばかり口を
酸
(
すっ
)
ぱくさしてさ」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
後
(
あと
)
で段々聞いて見ると梅干が
貼
(
は
)
って有ったのだそうで、こりゃア
酸
(
すっ
)
ぺいねえ
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
給仕は送話器を掌で塞いで、
酸
(
すっ
)
ぱい顔をして見せました。
音波の殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“酸”の意味
《名詞》
(サン) 水に溶けて水素イオンを生ずるもの(一般的定義)
(出典:Wiktionary)
酸
常用漢字
小5
部首:⾣
14画
“酸”を含む語句
酸漿
酸漿提灯
酸鼻
甘酸
酸味
硼酸
海酸漿
炭酸瓦斯
酸模
過燐酸
炭酸
梅酸
苦酸
赤酸漿
鹹酸
酸乳
酸敗
青酸加里
撒里矢爾酸曹達
硅酸
...