“酸漿提灯”のいろいろな読み方と例文
旧字:酸漿提燈
読み方(ふりがな)割合
ほおずきぢょうちん33.3%
ほゝづきぢやうちん33.3%
ほうづきてうちん16.7%
ほほづきぢやうちん16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“酸漿提灯”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
高張たかはり弓張ゆみはりが門の左右へ、掛渡した酸漿提灯ほおずきぢょうちんも、ぱっと光が増したのである。
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
窓から見る松原の葭簀よしず茶屋と酸漿提灯ほおずきぢょうちんと、その影がちらちら砂にこぼれるような緋色の松葉牡丹ばかりが、却って目に涼しい。海が焼原に成って、仕方がない、それじゃ生命も続くまいから、おかの方の青い草木を水にしておけ、と天道てんとうの御情けで、融通をつけて下さる、と云った陽気ですからね。
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
斯の降り積つた雪の中で、今夜は戦勝の祝ひがある。酸漿提灯ほゝづきぢやうちんけて小学校の広庭へ集らうとする町の人達が家の横を通る。
突貫 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
わらべたち酸漿提灯ほゝづきぢやうちんかざしもしつ。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
平民新聞へいみんしんぶん創刊そうかんすべきは其門前そのもんぜんよりも其紙上そのしゞやう酸漿提灯ほうづきてうちんなき事なり各国々旗かくこく/\きなき事なり市中音楽隊しちうおんがくたいなき事なり、すなはいつ請負》文字《うけおひもんじ損料文字そんれうもんじをとゞめざる事なり。
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
ざわめいて来て愉快になるといふことは、酸漿提灯ほほづきぢやうちんがついてゐたり楽隊がゐたりするのもにぎやかでいいけれども、僕には、それが賑かなだけにさういふ時は暗い寂しい町が余計よけい眼につくのがいい。
一番気乗のする時 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)