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酸漿提灯
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ほおずきぢょうちん
ふりがな文庫
“
酸漿提灯
(
ほおずきぢょうちん
)” の例文
旧字:
酸漿提燈
窓から見る松原の
葭簀
(
よしず
)
茶屋と
酸漿提灯
(
ほおずきぢょうちん
)
と、その影がちらちら砂に
溢
(
こぼ
)
れるような緋色の松葉牡丹ばかりが、却って目に涼しい。
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
街燈に火が
点
(
つ
)
いた。町の
所々
(
ところどころ
)
、殊に凱旋門のあるあたりには
酸漿提灯
(
ほおずきぢょうちん
)
が点けてある。歩いている人の多数は公園の方へ向いて
行
(
ゆ
)
く。合奏の時間が近づいて来るのである。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
高張
(
たかはり
)
、
弓張
(
ゆみはり
)
が門の左右へ、掛渡した
酸漿提灯
(
ほおずきぢょうちん
)
も、
燦
(
ぱっ
)
と光が増したのである。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
酸
常用漢字
小5
部首:⾣
14画
漿
漢検1級
部首:⽔
15画
提
常用漢字
小5
部首:⼿
12画
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
“酸漿提”で始まる語句
酸漿提燈