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『一番気乗のする時』
ふりがな文庫
『
一番気乗のする時
(
いちばんきのりのするとき
)
』
僕は一体冬はすきだから十一月十二月皆好きだ。好きといふのは、東京にゐると十二月頃の自然もいいし、また町の容子もいい。自然の方のいいといふのは、かういふ風に僕は郊外に住んでゐるから余計そんな感じがするのだが、十一月の末から十二月の初めにかけて …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
通
(
とほり
)
極
(
ご
)
臭
(
にほひ
)
明
(
あかる
)
栄
(
ば
)
間
(
あひだ
)
七条
(
しちでう
)
京都
(
きやうと
)
頤
(
おとがひ
)
埋
(
うづ
)
賑
(
にぎや
)
拍子
(
ひやうし
)
通
(
かよ
)
晩
(
おそ
)
曲
(
まが
)
朗
(
ほがら
)
木
(
こ
)
末
(
すゑ
)
筝
(
さう
)
濶歩
(
くわつぽ
)
烏丸
(
からすまる
)
糺
(
ただす
)
籠
(
こ
)
一杯
(
いつぱい
)
丁度
(
ちやうど
)
外套
(
ぐわいたう
)
四条
(
しでう
)
障子
(
しやうじ
)
一寸
(
ちよつと
)
住
(
すま
)
何
(
なん
)
鵯
(
ひよどり
)
鶺鴒
(
せきれい
)
緋
(
ひ
)
脂
(
あぶら
)
腐
(
くさ
)
落葉
(
おちば
)
袴
(
はかま
)
襖
(
ふすま
)
遁出
(
にげだ
)
訣
(
わけ
)
鮮
(
あざや
)
霽
(
は
)
間
(
ま
)
門松
(
かどまつ
)
透
(
す
)
鎌倉
(
かまくら
)
鍋焼
(
なべやき
)
春日
(
かすが
)
今頃
(
いまごろ
)
何処
(
どこ
)
何時
(
いつ
)
余計
(
よけい
)
修覆
(
しうふく
)
喫
(
の
)
外
(
ほか
)
大抵
(
たいてい
)
奈良
(
なら
)
容子
(
ようす
)
寧
(
むし
)
巫女
(
みこ
)
往
(
い
)
神楽
(
かぐら
)
時雨
(
しぐれ
)
東清
(
とうしん
)
梶町
(
かぢちやう
)
此処
(
ここ
)
殆
(
ほとん
)
殊
(
こと
)
物足
(
ものた
)
狭
(
せま
)
甚
(
はなは
)
田端
(
たばた
)
白鷺
(
しらさぎ
)
矢張
(
やは
)
社
(
やしろ
)