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濶歩
ふりがな文庫
“濶歩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かっぽ
88.4%
くわつぽ
9.3%
おおまた
2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かっぽ
(逆引き)
幅員
(
はば
)
が三十三メートルもあるその大通りのまん真中を、
洋杖
(
ステッキ
)
をふりふり悠然と
濶歩
(
かっぽ
)
してゆくのだった。こんな気持のよいことはなかった。
深夜の市長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
濶歩(かっぽ)の例文をもっと
(38作品)
見る
くわつぽ
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
其時
(
そのとき
)
服裝
(
なり
)
にも、
動作
(
どうさ
)
にも、
思想
(
しさう
)
にも、
悉
(
こと/″\
)
く
當世
(
たうせい
)
らしい
才人
(
さいじん
)
の
面影
(
おもかげ
)
を
漲
(
みなぎ
)
らして、
昂
(
たか
)
い
首
(
くび
)
を
世間
(
せけん
)
に
擡
(
もた
)
げつゝ、
行
(
い
)
かうと
思
(
おも
)
ふ
邊
(
あた
)
りを
濶歩
(
くわつぽ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
濶歩(くわつぽ)の例文をもっと
(4作品)
見る
おおまた
(逆引き)
照子嬢も声鋭く、「それは売物です。」と
遣込
(
やりこ
)
むれば、
濶歩
(
おおまた
)
に引返し、「だから
最初
(
はじめ
)
に聞いたじゃないか、
価値
(
ねだん
)
が
解
(
わか
)
れば払うのさ。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
濶歩(おおまた)の例文をもっと
(1作品)
見る
濶
漢検1級
部首:⽔
17画
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
“濶”で始まる語句
濶
濶達
濶葉樹
濶大
濶然
濶々
濶眼
濶葉樹林
濶葉
濶面
“濶歩”のふりがなが多い著者
イワン・ツルゲーネフ
本庄陸男
下村千秋
吉川英治
ロマン・ロラン
エドガー・アラン・ポー
新渡戸稲造
有島武郎
正岡子規
夏目漱石