“おおまた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大股71.5%
大跨17.2%
大胯10.6%
濶歩0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしそれは体の感じであって、思想は混沌としていた。己は最初は大股に歩いた。薩摩下駄が寒い夜の土を踏んで高い音を立てた。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
はばらばら、飛石のようにひょいひょいと大跨で伝えそうにずっと見ごたえのあるのが、それでも人の手で並べたにいはない。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼は傾斜に引かれてほとんど駆けながら、大胯に歩を運んでいた。散歩の初めから頭につきまとってた律動をもってる一句を、彼は歌っていた。
照子嬢も声鋭く、「それは売物です。」と遣込むれば、濶歩に引返し、「だから最初に聞いたじゃないか、価値れば払うのさ。」
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)