“するど”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:スルド
語句割合
95.3%
2.3%
鋭利0.8%
0.8%
0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少年せうねんゆびさかたながめると如何いかにも大變たいへん! 先刻せんこく吾等われら通※つうくわして黄乳樹わうにうじゆはやしあひだより、一頭いつとう猛獸まうじういきほいするどあらはれてたのである。
稜角のするどい破片岩の露出が尾根を「窓」状にっている場所も二、三ヶ所あった。それでも藪よりは此方がはるかに楽である。
利根川水源地の山々 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
さア隠すなら何所どこへ隠す、着物の衣嚢かくしとか其他先ず自分の身のうちには違い無いが其鋭利するどいものを身の中へ隠すのは極めて険呑けんのん
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
成るほどそうだ目「すればこの鋭利するどい短剣を曲者はうして持て来たゞろう、人に見られぬ様に隠して居たのは明かだ、 ...
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
しかるにギリシア、ローマには一方に蛇を兇物として蛇髪女鬼ゴルゴー九頭大蛇ヒドラ等、諸怪を産出せる他の一方に、竜種ドラゴンテスを眼するどく地下に住む守護神として崇敬せり。
武村兵曹たけむらへいそう、おまへ鬼神きじんゆうがあればとて、あの澤山たくさん猛獸まうじうたゝかつてなにになる。』と矢庭やにわかれ肩先かたさきつかんでうしろ引戻ひきもどした。此時このとき猛犬稻妻まうけんいなづまは、一聲いつせいするどうなつて立上たちあがつた。