“肩先”の読み方と例文
読み方割合
かたさき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引からげ堪忍かんにんしろとうしろからあびせ掛たるこほりやいば肩先かたさきふかく切込れアツとたまきる聲の下ヤア情けなや三次どの何でわらは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
日はくれるししかたがないから夕日を受けて金色に光った高い王子の立像の肩先かたさきに羽を休める事にしました。
燕と王子 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
地蔵じぞうさまと毘沙門びしゃもんさまのおぞうの、あたまにもむねにも、手足にも、肩先かたさきにも、幾箇所いくかしょとなくかたなきずやきずがあって、おまけにおあしにはこてこてとどろさえついておりました。
田村将軍 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)