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『燕と王子』
ふりがな文庫
『
燕と王子
(
つばめとおうじ
)
』
燕という鳥は所をさだめず飛びまわる鳥で、暖かい所を見つけておひっこしをいたします。今は日本が暖かいからおもてに出てごらんなさい。羽根がむらさきのような黒でお腹が白で、のどの所に赤い首巻きをしておとう様のおめしになる燕尾服の後部みたような、尾 …
著者
有島武郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「婦人の国」1926(大正15)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約32分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
首
(
つむり
)
灯
(
ともし
)
廃
(
はい
)
果
(
み
)
背
(
せい
)
一刻
(
いっこく
)
帯刀
(
おはかせ
)
老
(
と
)
今日
(
きょう
)
嘆息
(
たんそく
)
困
(
こう
)
室内
(
なか
)
寝
(
ね
)
寡婦
(
かふ
)
幾度
(
いくど
)
摘
(
つ
)
笑
(
え
)
羽毛
(
うもう
)
翌日
(
あくるひ
)
背
(
せ
)
露台
(
ろだい
)
青銅
(
からかね
)
一人
(
ひとり
)
一足
(
ひとあし
)
不埒
(
ふらち
)
乞食
(
こじき
)
二人
(
ふたり
)
今年
(
ことし
)
功名
(
こうみょう
)
勘当
(
かんどう
)
収穫
(
とりいれ
)
坊様
(
ぼうさま
)
垂
(
た
)
城
(
しろ
)
堅固
(
けんご
)
塔
(
とう
)
夕炊
(
ゆうげ
)
奥
(
おく
)
家
(
うち
)
屹
(
きっ
)
巣
(
す
)
布施
(
ふせ
)
幾日
(
いくにち
)
影
(
かげ
)
後部
(
うしろ
)
御免
(
ごめん
)
御殿
(
ごてん
)
愉快
(
ゆかい
)
扶持
(
ふち
)
明日
(
あす
)
昔
(
むかし
)
昨日
(
きのう
)
朋輩
(
ほうばい
)
木陰
(
こかげ
)
枚
(
まい
)
枯
(
か
)
正直
(
しょうじき
)
殊勝
(
しゅしょう
)
泣
(
な
)
浮
(
う
)
涙
(
なみだ
)
澄
(
す
)
濃
(
こ
)
烏
(
からす
)
無惨
(
むざん
)
燕
(
つばめ
)
爺
(
じい
)
療治
(
りょうじ
)
癩病
(
らいびょう
)
百姓
(
ひゃくしょう
)
真黒
(
まっくろ
)
礎
(
いしずえ
)
穂
(
ほ
)
窓
(
まど
)
窺
(
うかが
)
約束
(
やくそく
)
紅
(
あか
)
紅葉
(
もみじ
)
納得
(
なっとく
)
結婚
(
けっこん
)
肩
(
かた
)
肩先
(
かたさき
)
胸
(
むね
)
腕
(
うで
)
腰
(
こし
)
腹
(
なか
)
膚身
(
はだみ
)
茎先
(
くきさき
)
葡萄
(
ぶどう
)
葦
(
あし
)
袖
(
そで
)
見目
(
みめ
)
言上
(
ごんじょう
)
証拠
(
しょうこ
)
讒言
(
ざんげん
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)
軒下
(
のきした
)
部屋
(
へや
)
鐘
(
かね
)
雀
(
すずめ
)