燕と王子つばめとおうじ
燕という鳥は所をさだめず飛びまわる鳥で、暖かい所を見つけておひっこしをいたします。今は日本が暖かいからおもてに出てごらんなさい。羽根がむらさきのような黒でお腹が白で、のどの所に赤い首巻きをしておとう様のおめしになる燕尾服の後部みたような、尾 …
作品に特徴的な語句
つむり ともし はい せい 一刻いっこく 帯刀おはかせ 今日きょう 嘆息たんそく こう 室内なか 寡婦かふ 幾度いくど 羽毛うもう 翌日あくるひ 露台ろだい 青銅からかね 一人ひとり 一足ひとあし 不埒ふらち 乞食こじき 二人ふたり 今年ことし 功名こうみょう 勘当かんどう 収穫とりいれ 坊様ぼうさま しろ 堅固けんご とう 夕炊ゆうげ おく うち きっ 布施ふせ 幾日いくにち かげ 後部うしろ 御免ごめん 御殿ごてん 愉快ゆかい 扶持ふち 明日あす むかし 昨日きのう 朋輩ほうばい 木陰こかげ まい 正直しょうじき 殊勝しゅしょう なみだ からす 無惨むざん つばめ じい 療治りょうじ 癩病らいびょう 百姓ひゃくしょう 真黒まっくろ いしずえ まど うかが 約束やくそく あか 紅葉もみじ 納得なっとく 結婚けっこん かた 肩先かたさき むね うで こし なか 膚身はだみ 茎先くきさき 葡萄ぶどう あし そで 見目みめ 言上ごんじょう 証拠しょうこ 讒言ざんげん 躊躇ちゅうちょ 軒下のきした 部屋へや かね すずめ