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膚身
ふりがな文庫
“膚身”の読み方と例文
読み方
割合
はだみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はだみ
(逆引き)
紫の襟を
噛
(
か
)
むように——ふっくりしたのが、あわれに
窶
(
やつ
)
れた——
頤
(
おとがい
)
深く、恥かしそうに、
内懐
(
うちぶところ
)
を
覗
(
のぞ
)
いたが、
膚身
(
はだみ
)
に着けたと思わるる、……胸やや白き
衣紋
(
えもん
)
を透かして、濃い紫の細い包
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
秋の空は高く晴れて西からふく風がひやひやと
膚身
(
はだみ
)
にこたえます。
燕と王子
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
麝香入
(
じゃこういり
)
の匂袋ででもある事か——坊は知るまい、女の
膚身
(
はだみ
)
を湯で磨く……気取ったのは
鶯
(
うぐいす
)
のふんが入る、糠袋が、それでも、殊勝に、思わせぶりに、びしょびしょぶよぶよと濡れて出た。
絵本の春
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
膚身(はだみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
膚
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
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膚
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