トップ
>
膚寒
ふりがな文庫
“膚寒”の読み方と例文
読み方
割合
はださむ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はださむ
(逆引き)
闇討ちや
刀槍
(
とうそう
)
の
威迫
(
いはく
)
にはいっこう驚かぬ剛愎な連中も、さすがにどうも
膚寒
(
はださむ
)
い気持で、その話にだけはなんとなく触れたくなく、
諜
(
しめ
)
しあわしたように口を
噤
(
つぐ
)
んでいた。
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
その露の
鏤
(
ちりば
)
むばかり、蜘蛛の囲に色
籠
(
こ
)
めて、いで
膚寒
(
はださむ
)
き
夕
(
ゆうべ
)
となんぬ。山から
颪
(
おろ
)
す風一陣。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
膚寒(はださむ)の例文をもっと
(2作品)
見る
膚
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
“膚”で始まる語句
膚
膚脱
膚合
膚触
膚身
膚浅
膚理
膚膩
膚薄
膚馴
“膚寒”のふりがなが多い著者
久生十蘭
泉鏡花