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膚理
ふりがな文庫
“膚理”の読み方と例文
読み方
割合
きめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きめ
(逆引き)
その鉄砲風呂の中から、お由の
膚理
(
きめ
)
のこまやかな、何時もねっとりと濡れている様な色艶の美しい肌が、工場中の評判になってしまった。
白蛇の死
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あの頃が
懷
(
なつ
)
かしくて
耐
(
たま
)
らぬと言つた風に、お光は
膚理
(
きめ
)
の
細
(
こまか
)
い顏に筋肉を
躍
(
をど
)
らせつゝ、小池に寄り添うた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
きりりと釣り上げた眼尻の尽くるあたりに、
疳
(
かん
)
の
筋
(
すじ
)
が裏を通って額へ突き抜けているらしい
上部
(
うわべ
)
を、浅黒く
膚理
(
きめ
)
の細かい皮が包んで、外見だけは
至極
(
しごく
)
穏やかである。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
膚理(きめ)の例文をもっと
(4作品)
見る
膚
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
理
常用漢字
小2
部首:⽟
11画
“膚”で始まる語句
膚
膚脱
膚合
膚触
膚浅
膚身
膚膩
膚馴
膚寒
膚薄
“膚理”のふりがなが多い著者
上司小剣
夏目漱石
海野十三