“威迫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いはく75.0%
おど25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目をつぶって、覚悟かくごをしろ、逃げようとしても、それは無駄むだだぞ——と、おそろしい威迫いはくの目をもって、胴田貫どうたぬきの大刀を面前にふりかぶった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
闇討ちや刀槍とうそう威迫いはくにはいっこう驚かぬ剛愎な連中も、さすがにどうも膚寒はださむい気持で、その話にだけはなんとなく触れたくなく、しめしあわしたように口をつぐんでいた。
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
おにのやうになつて、威迫おどしたんでせう。