“威丈高”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いたけだか78.7%
ゐたけだか19.1%
いたけたか2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
威丈高いたけだかにわめき立てると、執拗しつような上にも執拗にいどみかかりましたので、等しく群衆がはらはらと手に汗をにぎった途端——。
兄はすぐ威丈高ゐたけだかに母へ食つてかかりました。母もかうなれば承知しません。低い声をふるはせながら、さんざん兄と云ひ合ひました。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
わたしにもうまれたいゑ御座ござんするとて威丈高いたけたかになるにをとここらえずはふき振廻ふりまわして、さあけととき拍子ひやうしあやふくなれば、流石さすが女氣おんなぎかなしきことむねせまりて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)