“いたけだか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
威猛高43.6%
威丈高39.4%
居丈高16.0%
威長高1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
驚く源吉、威猛高いたけだかに妹をきめ付けようとしましたが、お松はそんな事には馴らされていない様子で、なかなか引っ込みそうもありません。
庸三も口をきいたが、黒須は腹にすえかねることがあるように、何か威丈高いたけだかな態度で、金属のケイスから、両切りを一本ぬいてふかしていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
これを懐へ入れて置いたのが、立上る機勢はずみにドサリと落ちたから番頭はこゝぞと思って右の巾着を主婦あるじの前へ突付けたり、鳶頭かしらにも見せたりして居丈高いたけだかになり
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
目科は威長高いたけだかに巡査に向い「貴官は拙者せっしゃしりませんか、拙者は目科です、是なる若者は拙者と一処いっしょに来たのです」目科の名を
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)