“刀槍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうそう91.7%
たうさう8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る宗徒の一団七、八百人の隊は、残暑のがかんかんりつける炎天へ、半裸体のまま刀槍とうそうを手にふるって、城中から突き出し
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
苦悶の跡も、刀槍とうそうの傷も、毒物の斑点もないのですから、卒中かしんの病の頓死といっても、誰も疑う者はなかったでしょう。
鉄騎突出とつしゆつして 刀槍たうさう鳴る
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)