“麝香入”の読み方と例文
読み方割合
じゃこういり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麝香入じゃこういりの匂袋ででもある事か——坊は知るまい、女の膚身はだみを湯で磨く……気取ったのはうぐいすのふんが入る、糠袋が、それでも、殊勝に、思わせぶりに、びしょびしょぶよぶよと濡れて出た。
絵本の春 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)