“麝香猫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゃこうねこ66.7%
じやかうねこ16.7%
ドリアン16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それらの馬は西風によって牝馬めすうまから生まれたスペインの麝香猫じゃこうねこにちがいないと思うくらいに、風のようにはやく走りました。
その瞳は翁吉喇土オンギラアトの湖のごとく、口唇くちびる土耳古トルコ石、吐く息は麝香猫じゃこうねこのそれにも似て——。
籠に入れられた麝香猫じゃこうねこ、エジプト産の人間の木乃伊みいら、薬を入れた大小黄袋きぶくろ、玻璃に載せられた朝鮮人参、オランダ文字の異国の書籍、水盤に入れられた真紅の小魚……もちろんいちいちそれらの物が、一巡見渡した銀之丞の眼に
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
時は十二月なんだけれど、五月のお節句の、これこいそれは金銀の糸の翼、輝くにじ手鞠てまりにして投げたやうに、空を舞つて居た孔雀くじゃくも、う庭へ帰つて居るの……燻占たきしめはせぬけれど、棚に飼つた麝香猫じゃこうねこの強いかおりぷんとする……
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
その日になつて、女は素晴しく着飾つて来た。身動きするたびに、絹摩きぬずれの音がして、麝香猫じやかうねこのやうなにほひがぷん/\する。男はめまひがしさうになつて来た。
檸檬レモン檳榔樹びんろうじゅの実・汁を含んだ蕃爪樹ばんそうじゅ・膚の白い巨大なココナッツ・椰子玉菜・多液性のマンゴステン・土人はこれで身代を潰すと言われてる麝香猫ドリアンの実・田舎の少女のようなパパヤ・竜眼・茘枝ライチイ麺麭パンの実・らんぶたん——。