“麝香草”の読み方と例文
読み方割合
じゃこうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白菖(マートル)と麝香草(じゃこうそう)とが咲き乱れ、花陰では三、四人の侍女たちが清冽な水に白い脚を浸(ひた)して笑い戯れながら、さっきから水遊びに余念もありません。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
……鳶尾根末(かびねまつ)、亜鉛華(あえんか)、麝香草(じゃこうそう)、羊脂(ようし)、魚膠(ぎょこう)、雷丸油(らいがんゆ)、疱瘡(ほうそう)で死んだ嬰児(みずこ)の脳漿(のうしょう)、それを練り合わせた塗抹剤……お着けすることに致しましょう
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
夜の街路を通りゆく泥濘(でいねい)の箱車、塵芥(ごみ)捨て場のきたない樽(たる)、鋪石(しきいし)に隠されてる地下の臭い汚泥(おでい)の流れ、それらは何であるか? 花咲く牧場であり、緑の草であり、百里香や麝香草(じゃこうそう)や鼠尾草(たむらそう)であり