“庚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かのえ66.7%
こう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けだし氏輝は女は遠ざけたが、「若衆春留するかまはぬかのえさる」小姓を愛し通したのだ。
退屈まぎれに、しきりに方角を日記でしらべ、やっとキノエキノトひのえかのえみずのえ癸を発見した。
丙は乙に当ると共に、丁戊ていぼの側面攻撃を防禦しなければならぬ。とが張り合っている横合いから丁が差手をする。そう当るとこうしんとが、間道づたいに奇襲を試みる。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その翌年某月石埭翁もまた世を去った。こううくること八十歳という。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)