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庚
ふりがな文庫
“庚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かのえ
66.7%
こう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かのえ
(逆引き)
けだし氏輝は女は遠ざけたが、「若衆
遠
(
を
)
春留
(
する
)
波
(
は
)
構
(
かま
)
はぬ
庚
(
かのえ
)
さる」小姓を愛し通したのだ。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
退屈まぎれに、しきりに方角を日記でしらべ、やっと
甲
(
キノエ
)
乙
(
キノト
)
丙
(
ひのえ
)
丁
庚
(
かのえ
)
辛
壬
(
みずのえ
)
癸を発見した。
日記:12 一九二六年(大正十五年・昭和元年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
庚(かのえ)の例文をもっと
(4作品)
見る
こう
(逆引き)
丙は乙に当ると共に、
丁戊
(
ていぼ
)
の側面攻撃を防禦しなければならぬ。
己
(
き
)
と
戊
(
ぼ
)
とが張り合っている横合いから丁が差手をする。そう当ると
庚
(
こう
)
と
辛
(
しん
)
とが、間道づたいに奇襲を試みる。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その翌年某月石埭翁もまた世を去った。
庚
(
こう
)
を
享
(
うく
)
ること八十歳という。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
庚(こう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“庚”の意味
《名詞》
かのえ。十干の7番目。
(出典:Wiktionary)
“庚”の解説
庚(こう、かのえ)は、十干の7番目である。
陰陽五行説では金性の陽に割り当てられており、ここから日本では「かのえ」(金の兄)ともいう。
(出典:Wikipedia)
庚
漢検準1級
部首:⼴
8画
干支
酉
還暦
辰
辛酉
辛未
辛巳
辛卯
辛亥
辛丑
辛
納音
癸酉
癸未
癸巳
癸卯
癸亥
癸丑
癸
申
甲辰
...
“庚”を含む語句
庚申
庚午
庚寅
庚子
庚申待
庚申塚
庚申堂
庚戌
庚申山
長庚
庚申薔薇
同庚
庚伯
庚申講
至正庚子
庚午年籍
庚申塔
巣鴨庚申塚
乙庚
足尾庚申山
...
“庚”のふりがなが多い著者
南方熊楠
柳田国男
中里介山
永井荷風
宮本百合子