“同庚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうこう50.0%
どうかう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又三郎は鷲津松隠の末子でこの年三十七歳、枕山と同庚どうこうである。またこの時の下田奉行は伊沢美作守みまさかのかみ政義、都筑駿河守つづきするがのかみ峰重である。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
わたくしは偶然遠山雲如が『墨水四時雑詠』の序によって、晴潭は雲如と同庚どうこうであることを知った。すなわち文化七年庚午の生である。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
澹所は釧雲泉くしろうんせん同庚どうかうで四十六歳、雪堂は一つ上の四十七歳、並に皆昌平黌の出身である。雪堂は猶校に留まつて番員長を勤めてゐた筈である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)