“どうかう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ドウカウ
語句割合
同行71.4%
動行7.1%
同好7.1%
同庚7.1%
左右7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余与よと京水と同行どうかう十人小千谷をはなれて西の方●新保しんほ村●薮川新田やぶかはしんでんなどいふ村々を一宮いちのみやといふ村にいたる、山間やまあひ篆畦あぜみち曲節まがり/\こゝいた行程みちのり一里半ばかりなり。
〔譯〕凡そ生物は皆やうる。天生じて地之をやしなふ。人は則ち地の氣の精英せいえいなり。吾れ靜坐して以て氣を養ひ、動行どうかうして以て體を養ひ、氣と體と相つて以て此の生を養はんと欲す。
おそろしく鐵拐てつか怒鳴どなつて、フトわたし向合むきあつて、……かほて……雙方さうはう莞爾につこりした。同好どうかうよ、と前方さきおもへば、知己ちきなるかな、とひたかつた。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
澹所は釧雲泉くしろうんせん同庚どうかうで四十六歳、雪堂は一つ上の四十七歳、並に皆昌平黌の出身である。雪堂は猶校に留まつて番員長を勤めてゐた筈である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
決して恨んでたもるまい此場にのぞんで左右どうかう言譯いひわけするも大人氣おとなげなし永き苦しみさせるのも猶々不便が彌増いやませばと再度ふたゝび大刀だんびら振上ふりあげていざ/\覺悟と切付るやいばの下に鰭伏ひれふして兩手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)