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同行
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どうかう
ふりがな文庫
“
同行
(
どうかう
)” の例文
これで
病附
(
やみつ
)
いた
東皐子
(
とうくわうし
)
は、
翌日
(
よくじつ
)
徒弟
(
とてい
)
及
(
およ
)
び
穴掘
(
あなほり
)
の
老爺
(
おやぢ
)
を
同行
(
どうかう
)
して、
盛
(
さか
)
んに
發掘
(
はつくつ
)
し、
朝貌形完全土器
(
あさがほがたくわんぜんどき
)
を
出
(
だ
)
したなどは、
茶氣
(
ちやき
)
滿々
(
まん/\
)
である。
探検実記 地中の秘密:03 嶺の千鳥窪
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
余与
(
よと
)
京水と
同行
(
どうかう
)
十人小千谷をはなれて西の方●
新保
(
しんほ
)
村●
薮川新田
(
やぶかはしんでん
)
などいふ村々を
歴
(
へ
)
て
一宮
(
いちのみや
)
といふ村にいたる、
山間
(
やまあひ
)
の
篆畦
(
あぜみち
)
曲節
(
まがり/\
)
て
茲
(
こゝ
)
に
抵
(
いた
)
る
行程
(
みちのり
)
一里半
可
(
ばかり
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
句
(
く
)
になるね、と
知
(
し
)
つた
振
(
ふり
)
をして
聲
(
こゑ
)
を
懸
(
か
)
くれば、
何
(
なに
)
か
心得
(
こゝろえ
)
たる
樣子
(
やうす
)
にて
同行
(
どうかう
)
の
北八
(
きたはち
)
は
腕組
(
うでぐみ
)
をして
少時
(
しばらく
)
默
(
だま
)
る。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
唯
(
たゞ
)
一人心細き旅路に
上
(
のぼ
)
りけるに、
車中
(
しやちゆう
)
片岡直温
(
かたをかちよくをん
)
氏
(
し
)
が
嫂
(
あによめ
)
某女
(
ぼうぢよ
)
と
同行
(
どうかう
)
せられしに逢ひ、同女が
嬰児
(
えいじ
)
を
懐
(
ふところ
)
に抱きて
愛撫
(
あいぶ
)
一方
(
ひとかた
)
ならざる有様を目撃するにつけても、他人の手に愛児を残す母親の浅ましさ
母となる
(新字旧仮名)
/
福田英子
(著)
好まるゝと雖も御
同行
(
どうかう
)
成
(
なさ
)
れし御
兩卿
(
りやうきやう
)
方の手前もある故
餘儀
(
よぎ
)
なく斯は御談じ申せしなり
然
(
さり
)
ながら爰に一つお頼み申度儀御座候其事御承知に候はゞ拙者共何とか
工夫
(
くふう
)
致し取り扱ひ申すべく其の
譯
(
わけ
)
は
近來
(
きんらい
)
當家も
勝手向
(
かつてむき
)
至
(
いたつ
)
て
不手廻
(
ふてまは
)
りに付殊の外御難儀成れ見らるゝ如く御殿の
普請
(
ふしん
)
も
打捨置
(
うちすておき
)
候次第ゆゑ此度の御
謝物
(
しやもつ
)
の御心得にて少々
金子
(
きんす
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
其所
(
そこ
)
へ
坪井博士
(
つぼゐはかせ
)
は、
石田理學士
(
いしだりがくし
)
、
大野助手
(
おほのぢよしゆ
)
、
野中事務員
(
のなかじむゐん
)
を
同行
(
どうかう
)
して、
電車
(
でんしや
)
で
來
(
こ
)
られた。
續
(
つゞ
)
いて
帝室博物館員
(
ていしつはくぶつくわんゐん
)
、
高橋
(
たかはし
)
、
平子
(
ひらこ
)
、
和田
(
わだ
)
、
紀
(
き
)
の
諸氏
(
しよし
)
が
來
(
く
)
る。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
余与
(
よと
)
京水と
同行
(
どうかう
)
十人小千谷をはなれて西の方●
新保
(
しんほ
)
村●
薮川新田
(
やぶかはしんでん
)
などいふ村々を
歴
(
へ
)
て
一宮
(
いちのみや
)
といふ村にいたる、
山間
(
やまあひ
)
の
篆畦
(
あぜみち
)
曲節
(
まがり/\
)
て
茲
(
こゝ
)
に
抵
(
いた
)
る
行程
(
みちのり
)
一里半
可
(
ばかり
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
若狭
(
わかさ
)
へ
帰省
(
きせい
)
する
私
(
わたし
)
もおなじ
処
(
ところ
)
で
泊
(
とま
)
らねばならないのであるから、
其処
(
そこ
)
で
同行
(
どうかう
)
の
約束
(
やくそく
)
が
出来
(
でき
)
た。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
すんでの
處
(
ところ
)
。——
落
(
お
)
つこちるのでも、
身投
(
みなげ
)
でも、はつと
抱
(
だ
)
きとめる
救手
(
すくひて
)
は、
何
(
なん
)
でも
不意
(
ふい
)
に
出
(
で
)
る
方
(
はう
)
が
人氣
(
にんき
)
が
立
(
た
)
つ。すなはち
同行
(
どうかう
)
の
雪岱
(
せつたい
)
さんを、
今
(
いま
)
まで
祕
(
かく
)
しておいた
所以
(
ゆゑん
)
である。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
東京朝日新聞
(
とうきやうあさひしんぶん
)
の
記者
(
きしや
)
にして
考古家中
(
かうこかちう
)
に
嶄然
(
ざんぜん
)
頭角
(
とうかく
)
を
露
(
あら
)
はせる
水谷幻花氏
(
みづたにげんくわし
)
と
同行
(
どうかう
)
して、
余
(
よ
)
は四十一
年
(
ねん
)
十
月
(
ぐわつ
)
七
日
(
か
)
午前
(
ごぜん
)
九
時
(
じ
)
(
曇
(
くもり
)
)
鶴見
(
つるみ
)
の
電車停留場
(
でんしやていりうぢやう
)
に
到着
(
たうちやく
)
すると、
間
(
ま
)
もなく
都新聞
(
みやこしんぶん
)
の
吉見氏
(
よしみし
)
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
休屋
(
やすみや
)
の
山
(
やま
)
に一
座
(
ざ
)
且
(
かつ
)
聳
(
そび
)
えて
巌山
(
いはやま
)
に
鎮座
(
ちんざ
)
する十
和田
(
わだ
)
神社
(
じんじや
)
に
詣
(
まう
)
で、
裏岨
(
うらそば
)
になほ
累
(
かさな
)
り
累
(
かさな
)
る
嶮
(
けは
)
しい
巌
(
いは
)
を
爪立
(
つまだ
)
つて
上
(
のぼ
)
つた
時
(
とき
)
などは……
同行
(
どうかう
)
した
画工
(
ゑかき
)
さんが、
信
(
しん
)
の
槍
(
やり
)
も、
越
(
えつ
)
の
剣
(
つるぎ
)
も、
此
(
これ
)
を
延長
(
えんちやう
)
したものだと
思
(
おも
)
へ
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“同行”の意味
《名詞》
(どうこう、どうぎょう)連れ立って一緒に行くこと。また、その人。
(どうぎょう)連れ立って寺社に参詣すること。また、その人。
(どうぎょう)信仰・宗教などを同じくする人。
(どうぎょう)(文章などで)同じ行。
(出典:Wiktionary)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“同行”で始まる語句
同行二人
同行衆
同行者
同行三人
同行同衣
同行異体