“裏岨”の読み方と例文
読み方割合
うらそば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裏岨うらそばののぼりくだりに、ほつほつと通る馬さへ時をりは青きつけつつ、声高こはだかの人の話も濡れながら行けば親しき。静こころかうをつぎつつ、さて、今日もうら安くこそ。
休屋やすみややまに一かつそびえて巌山いはやま鎮座ちんざする十和田わだ神社じんじやまうで、裏岨うらそばになほかさなかさなけはしいいは爪立つまだつてのぼつたときなどは……同行どうかうした画工ゑかきさんが、しんやりも、えつつるぎも、これ延長えんちやうしたものだとおも
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
裏岨うらそばののぼりくだりに、ほつほつと通る馬さへ、時をりは青きつけつつ、声高こはだかの人の話も、濡れながら行けば親しよ。静こころかうをつぎつつ、さて、今日もうら安くこそ。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)