“都筑駿河守”の読み方と例文
読み方割合
つづきするがのかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又三郎は鷲津松隠の末子でこの年三十七歳、枕山と同庚どうこうである。またこの時の下田奉行は伊沢美作守みまさかのかみ政義、都筑駿河守つづきするがのかみ峰重である。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
さしあたり一行三人のものの仕事は、当時の道中奉行都筑駿河守つづきするがのかみが役宅をたずね、今度総代として来たことを告げ、木曾宿々から取りそろえて来た人馬立辻帳じんばたてつじちょうなぞを差し出すことであった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)