“都筑駿河”の読み方と例文
読み方割合
つづきするが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
都筑駿河つづきするがの役宅には例の徒士目付かちめつけが三人を待ち受けていて、しばらく一室に控えさせた後、訴えじょの方へ呼び込んだ。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
道中奉行都筑駿河つづきするがの役宅は神田橋かんだばし外にある。そこには例の徒士目付かちめつけが待ち受けていてくれて、やがて三人は二部屋へや続いた広間に通された。旧暦六月のことで、ふすま障子しょうじなぞも取りはずしてあった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)