“美作守”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みまさかのかみ87.5%
みまさか12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又三郎は鷲津松隠の末子でこの年三十七歳、枕山と同庚どうこうである。またこの時の下田奉行は伊沢美作守みまさかのかみ政義、都筑駿河守つづきするがのかみ峰重である。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
去歳七月、貴国の使介船、国王の書翰をもたらし、我が肥前長崎港に到る。崎尹きいん伊沢美作守みまさかのかみ、受けてこれを江戸府に達す。我が主、親しくこれを読む。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
いや実に昔は何か貞女両夫にまみえずの教訓を守って居りましたが、かえってそれでは御先祖へ対しても不孝にも相成ること、拙者主人美作守みまさかは小禄でござるけれども
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)