“みまさかのかみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
美作守100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御面談申度もうしたき有之候これありそうろうみょう十一日朝五つ時当屋敷へ御入来ごじゅらい有之候よう美作守みまさかのかみ申付候此段得御意ぎょいをえ候以上
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
梅若葉の下から、佐渡の弟の美作守みまさかのかみが独り語のようにいった。燈籠とうろうを入れに出たのである。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
九年には美作守みまさかのかみに転じて小普請支配になつてゐる。ついで政義は十年三月に浦賀奉行になつて、役料千石を受けた。十三年三月に更に長崎奉行にうつされて、役料四千四百二俵を受けた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)