“有之候”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
これありそろ33.3%
これありそうろう22.2%
これありさうら11.1%
これありさふらふ11.1%
これありそうら11.1%
コレアリソウロウ11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“有之候”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
然り、夜深よふけの街の趣味は、すなはちこの不安と懐疑と好奇の念より呼び起さるゝ神秘に有之候これありそろ
夜あるき (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
なまけ者の証拠しようこ存候ぞんじそろこの仕方しかたがない時江川えがはの玉乗りを見るにさだめたる事有之候これありそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
老生ちかごろ白氏の所謂いわゆる間事かんじを営み自ら笑うの心境に有之候これありそうろう
花吹雪 (新字新仮名) / 太宰治(著)
御面談申度もうしたき有之候これありそうろうみょう十一日朝五つ時当屋敷へ御入来ごじゅらい有之候よう美作守みまさかのかみ申付候此段得御意ぎょいをえ候以上
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
抑々そもそも人類の「愛」は、万有の生命は同一なりてふ根本思想の直覚的意識にして、全能なる神威のもつとも円満なる表現とも申す可く、人生の諸有あらゆる経緯の根底に於て終始永劫普遍の心的基礎に有之候これありさうらへば
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
世の光に遠き囹圄ひとやつなが候悪人さふらふあくにんにても、罪ゆり候日さふらふひたのしみ有之候これありさふらふものを
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
ただし、妾に少々都合もあり、考えも有之候これありそうらえば、九時より九時半までの間に雷門かみなりもんまでお出で下されまじくや。
秘密 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
例年当寺ニテ執行シュギョウ阿波アワ丈六寺代印可ノ儀ナラビニ遍路人ヘンロニン便乗ノ扱イ等ニワカ阿州家アシュウケヨリ御差止オサシト有之候コレアリソウロウモッテ中止イタシソウロウナオ秋船アキブネノ遍路ハ其折ソノオリ再告申サイコクモウスベキコト
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)