同庚どうこう)” の例文
又三郎は鷲津松隠の末子でこの年三十七歳、枕山と同庚どうこうである。またこの時の下田奉行は伊沢美作守みまさかのかみ政義、都筑駿河守つづきするがのかみ峰重である。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
わたくしは偶然遠山雲如が『墨水四時雑詠』の序によって、晴潭は雲如と同庚どうこうであることを知った。すなわち文化七年庚午の生である。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)