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庚申講
ふりがな文庫
“庚申講”の読み方と例文
読み方
割合
こうしんこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうしんこう
(逆引き)
ある時この村へ一人の修験者が来ておって、
庚申講
(
こうしんこう
)
に人々を招いた。それから先は例のごとくだが、この家の娘は比丘尼ながら、樹を栽え石を敷きいろいろと土地のためになっている。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
やがて近づいて来る
庚申講
(
こうしんこう
)
の夜、これから五か月もの長さにわたって続いて行く山家の寒さ、石を載せた板屋根でも吹きめくる風と雪——人を眠らせにやって来るようなそれらの冬の感じが
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
実際また床の正面に絵像を掛け、堂々たる供物を上げ、また時々は
庚申講
(
こうしんこう
)
などのように
唱
(
とな
)
えごともあり祭の
詞
(
ことば
)
もある。いつからこういうふうに、特に十月を以て祭るという信仰が始まったものか。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
庚申講(こうしんこう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“庚申講(
庚申待
)”の解説
庚申待(こうしんまち)とは、日本の民間信仰で、庚申の日に神仏を祀って徹夜をする行事である。宵庚申、おさる待ちなどともいう。庚申待は通常、村単位など集団で行われ、その集り(講)のことを庚申講(こうしんこう)、庚申会(こうしんえ)、お日待ちなどという。
(出典:Wikipedia)
庚
漢検準1級
部首:⼴
8画
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
講
常用漢字
小5
部首:⾔
17画
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