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庚
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かのえ
ふりがな文庫
“
庚
(
かのえ
)” の例文
けだし氏輝は女は遠ざけたが、「若衆
遠
(
を
)
春留
(
する
)
波
(
は
)
構
(
かま
)
はぬ
庚
(
かのえ
)
さる」小姓を愛し通したのだ。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
退屈まぎれに、しきりに方角を日記でしらべ、やっと
甲
(
キノエ
)
乙
(
キノト
)
丙
(
ひのえ
)
丁
庚
(
かのえ
)
辛
壬
(
みずのえ
)
癸を発見した。
日記:12 一九二六年(大正十五年・昭和元年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
庚
(
かのえ
)
申
(
さる
)
甲
(
きのえ
)
子
(
ね
)
等
(
とう
)
のいろいろの
講
(
こう
)
、あるいは
二十三夜講
(
にじゅうさんやこう
)
のようなものを組織し、また継続して、その講中だけは一人も
脱
(
ぬ
)
け落ちず、
我
(
われ
)
人
(
ひと
)
おなじ心に信心をやしなって行こうとしているのである。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
しかし庚申をただ
庚
(
かのえ
)
というはずがない。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“庚”の意味
《名詞》
かのえ。十干の7番目。
(出典:Wiktionary)
“庚”の解説
庚(こう、かのえ)は、十干の7番目である。
陰陽五行説では金性の陽に割り当てられており、ここから日本では「かのえ」(金の兄)ともいう。
(出典:Wikipedia)
庚
漢検準1級
部首:⼴
8画
“庚”を含む語句
庚申
庚午
庚寅
庚子
庚申待
庚申塚
庚申堂
庚戌
庚申山
長庚
庚申薔薇
同庚
庚伯
庚申講
至正庚子
庚午年籍
庚申塔
巣鴨庚申塚
乙庚
足尾庚申山
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