“分泌物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶんぴぶつ60.0%
ぶんぴつぶつ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中には、まだほんのり娘のほとぼりが殘つて、若い女だけが持つ、不思議な分泌物ぶんぴぶつの香ひが、八五郎をくら/\させます。
吐く息が、そのまま固まりになってすぐ次の息に吸い込まれるような、胸の悪いし暑さであった。嘔吐物おうとぶつの臭気と、癌腫がんしゅらしい分泌物ぶんぴぶつとの臭気は相変らず鼻をいた。
淫売婦 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
だが、その版図の前線一円に渡っては数千万の田虫の列が紫色の塹壕ざんごうを築いていた。塹壕の中にはうみを浮かべた分泌物ぶんぴつぶつたまっていた。
ナポレオンと田虫 (新字新仮名) / 横光利一(著)
それはこのハンカチーフについている博士の身体からの分泌物ぶんぴつぶつ蒸発変化度じょうはつへんかどから推定して今のようにいうことができるんだ。どうだね、この発見は君に何か元気を加えることにはならないだろうか
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)