“分捕物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶんどりもの66.7%
えもの33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心思しんしを磨き信仰に進み、愛と善とのわざを為し、霊の王国に来る時は夥多あまたの勝利の分捕物ぶんどりものを以てわが主と我とを悦ばせよ
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
勝誇かちほこった田舎侍が分捕物ぶんどりものの一つとして扱ったから、昔の江戸の武家のお部屋へやや町家の囲女かこいめの情緒はまるでくなって、丁度今の殖民地の「湾妻」や「満妻」を持つような気分になってしまった。
また分捕物えものを盜みとれるため今もこゝにてヨスエの怒りに刺さるとみゆる庸愚おるかなるアーカンのことをおもひ 一〇九—一一一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)