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かおり
ふりがな文庫
“かおり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薫
46.3%
香
37.7%
香気
4.9%
芳香
4.9%
馨
2.5%
香織
1.2%
薫香
1.2%
臭
0.6%
香折
0.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薫
(逆引き)
宛転悠揚
(
えんてんゆうよう
)
としてわたしの心を押し沈め、我れを忘れていると、それは豆麦や藻草の
薫
(
かおり
)
の
夜気
(
やき
)
の中に、散りひろがってゆくようにも覚えた。
村芝居
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
かおり(薫)の例文をもっと
(50作品+)
見る
香
(逆引き)
次第に、馬車は速力が衰えて並足となり、夏の夜のいろいろの甘い
香
(
かおり
)
の間をゆらゆらと揺れがたがたと音を立てながら登って行った。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
かおり(香)の例文をもっと
(50作品+)
見る
香気
(逆引き)
「おお、
母
(
かあ
)
さんや、」とお
父
(
とう
)
さんが
言
(
い
)
った。「あすこに、
綺麗
(
きれい
)
な
鳥
(
とり
)
が、
好
(
い
)
い
声
(
こえ
)
で
鳴
(
な
)
いているよ。
日
(
ひ
)
がぽかぽかと
射
(
さ
)
して、
何
(
なに
)
もかも、
肉桂
(
にくけい
)
のような
甘
(
あま
)
い
香気
(
かおり
)
がする。」
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
かおり(香気)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
芳香
(逆引き)
血の異臭と、線香の
芳香
(
かおり
)
が暗い部屋の中に息苦しい程みちみちた。その中に座り込んだ与一は仔細らしく両手を合わせた。
名君忠之
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
かおり(芳香)の例文をもっと
(8作品)
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馨
(逆引き)
えならぬ物の
馨
(
かおり
)
がして、花やかな
裾
(
すそ
)
が
灯影
(
ほかげ
)
にゆらいだと思うとその背後から高谷千代子が現われた。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
かおり(馨)の例文をもっと
(4作品)
見る
香織
(逆引き)
長男
香織
(
かおり
)
さんは生れた。生れる子供の籍だけは、こちらへほしいとは伝右衛門氏の願いだった。柳原家で拒んだのだという。生れた子のことで、燁子さんは姿をかくさなければならなかった。
柳原燁子(白蓮)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
かおり(香織)の例文をもっと
(2作品)
見る
薫香
(逆引き)
音もなく、
薫香
(
かおり
)
もなく、まして形はなく、ただ感じ得る者のみが感じる「気」なのである。彼はその「気」の霊感の前には飽くまでも謙譲であり得た。
日は輝けり
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
かおり(薫香)の例文をもっと
(2作品)
見る
臭
(逆引き)
その時は熊の胆の色が少し
紅
(
くれない
)
を含んで、咽喉を出る時
腥
(
なまぐさ
)
い
臭
(
かおり
)
がぷんと鼻を
衝
(
つ
)
いたので、余は胸を抑えながら自分で血だ血だと云った。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かおり(臭)の例文をもっと
(1作品)
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香折
(逆引き)
一行の中には元は何十石取の御家人で、南郷綾麿の隣に住み、母と一緒にささやかな手内職をしている、
花崎某
(
はなざきなにがし
)
の娘
香折
(
かおり
)
も交って居りました。
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
かおり(香折)の例文をもっと
(1作品)
見る
“かおり”の意味
《名詞》
かおり【香り・馨り・薫り】
よい匂い。
見事な顔などの美しさ。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かをり
にほひ
にお
におい
にほ
かぐ
かほ
かを
かぐわ
かお