“はうかう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
方向42.9%
方嚮28.6%
芳香21.4%
咆哮7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御米およねもつまりはをつと歸宅後きたくご會話くわいわ材料ざいれうとして、伊藤公いとうこう引合ひきあひぐらゐところだから、宗助そうすけすゝまない方向はうかうへは、たつてはなし引張ひつぱりたくはなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
けはしきを行くことたひらかなる如き筆力、望み方嚮はうかうに從ひて無遠慮なるまで肢體の尺を縮めたる遠近法は、個々の人物をして躍りて壁面を出でしめんとす。
其處は新らしいパンの芳香はうかうと豐かな火の暖氣で充ちてゐた。ハナァがパンを燒いてゐた。
と重右衛門は烈しく咆哮はうかうした。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)