“ほうがく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
方角92.7%
方向4.9%
礮学2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれは、すぐにうちからしました。そして、子供こどもはしっていった方角ほうがくましたが、なんらそれらしい人影ひとかげもありません。
真昼のお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
わたくしこの光景くわうけいじつ失望しつばうした、見渡みわたしたところこのしま模樣もやううたがひもなき無人島むじんとう! かく全島ぜんたうやまと、もりと、たにとでおほはれてつては、今更いまさら何處どこへと方向ほうがくさだめること出來できぬのである
おもえらく、然らずんば以て外夷を拒絶し国威を震耀しんようするに足らずと。その後、あまねく洋書を講究し、専ら礮学ほうがくを修め、事に遇えばすなわち論説する所あり、あるいはこれを声詩に発す。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)