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一雫
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ひとしづく
ふりがな文庫
“
一雫
(
ひとしづく
)” の例文
一體
(
いつたい
)
、
水
(
みづ
)
と
云
(
い
)
ふものは、
一雫
(
ひとしづく
)
の
中
(
なか
)
にも
河童
(
かつぱ
)
が
一個
(
ひとつ
)
居
(
ゐ
)
て
住
(
す
)
むと
云
(
い
)
ふ
國
(
くに
)
が
有
(
あ
)
りますくらゐ、
氣心
(
きごころ
)
の
知
(
し
)
れないものです。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
他でもない、波斯では
未亡人
(
ごけ
)
さんといふ
未亡人
(
ごけ
)
さんは、亭主に死別れてからは、毎日々々涙を
一雫
(
ひとしづく
)
も
零
(
こぼ
)
さないやうに小瓶に溜めておいて、それが二本溜まると、喪を
廃
(
や
)
める事になつてゐるからだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
いのちの
一雫
(
ひとしづく
)
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
今
(
いま
)
考
(
かんが
)
へると、それが
矢張
(
やつぱ
)
り、あの
先刻
(
さつき
)
の
樹
(
き
)
だつたかも
知
(
し
)
れません。
同
(
おな
)
じ
薫
(
かをり
)
が
風
(
かぜ
)
のやうに
吹亂
(
ふきみだ
)
れた
花
(
はな
)
の
中
(
なか
)
へ、
雪
(
ゆき
)
の
姿
(
すがた
)
が
素直
(
まつすぐ
)
に
立
(
た
)
つた。が、
滑
(
なめら
)
かな
胸
(
むね
)
の
衝
(
つ
)
と
張
(
は
)
る
乳
(
ちゝ
)
の
下
(
した
)
に、
星
(
ほし
)
の
血
(
ち
)
なるが
如
(
ごと
)
き
一雫
(
ひとしづく
)
の
鮮紅
(
からくれなゐ
)
。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“一雫”の解説
「一雫」(ひとしずく)は、日本のガールズロックバンド・ZONEのメジャー6作目(通算7作目)のシングル。
(出典:Wikipedia)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
雫
漢検準1級
部首:⾬
11画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥