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番衆
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ばんしゅう
ふりがな文庫
“
番衆
(
ばんしゅう
)” の例文
……岡村はその藩で「
番衆
(
ばんしゅう
)
」というめみえ以上ではあるが、中の下くらいの家柄であって、八束は勘定奉行の
払方
(
はらいかた
)
に勤めていた。
竹柏記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
もっともそれは、俗に『
番衆
(
ばんしゅう
)
番衆
(
ばんしゅう
)
』と
称
(
よ
)
ばれる軽輩の番士役に限ってはいたが。
夏虫行燈
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“番衆”の解説
番衆(ばんしゅう)とは、番を編成して宿直警固にあたる者。狭義においては幕府に詰めて将軍及び御所の警固にあたる者を指す。
幕府の番衆の元は鎌倉幕府の源頼朝時代に弓矢に優れた側近の御家人を日夜身辺に置いたことに由来するとされる。源実朝の暗殺後、小侍所が設置され、6番制によって1日1番の小番が編成された。小番の中にも近習番・廂番・申次番などが設けられ、有力御家人の子弟が任ぜられた。彼らは将軍近習層を形成して、時には執権勢力と対抗関係となり、政治的紛争の原因となった。
(出典:Wikipedia)
番
常用漢字
小2
部首:⽥
12画
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
“番”で始まる語句
番
番頭
番町
番人
番傘
番兵
番附
番目
番地
番太