“もてあそびもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モテアソビモノ
語句割合
玩弄物60.0%
玩具20.0%
玩物20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを玩弄物もてあそびものにして、対等の「人」たる価値ねうちを御認めにならぬのは、例えば生殖の道においてのみ交渉を御認めになるというようなのは、いまだ古い思想にしばられておられるか
産屋物語 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
人々は我に果子くわし、くだもの、玩具もてあそびものなど與へて、なだめすかし、おん身が母は今聖母の許にいませば、日ごとに花祭ありて、めでたき事のみなりといふ。又あすは今一度母上に逢はせんと慰めつ。
村の子供これを玩物もてあそびものにし、引き出して川へ投げ入れまた路上を引きずりなどする故に、今は鼻も口も見えぬようになれり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)