“ぐわんぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頑愚42.9%
玩具28.6%
翫具28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯山客の頑愚ぐわんぐなる、もしプロレタリアに急変したる小説家、批評家、戯曲家を呼ぶに赤大根を以てせんか、その論壇を占領し、又かの創作壇の一の木戸、二の木戸
八宝飯 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
きはめて大なる物及び極めてせうなるものに至つては實用有りしとはみとめ難し或は標章へうしやう玩具ぐわんぐの類なりしならんか。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
翫具ぐわんぐには用うる所さま/″\あるべし。源内死して奇術たえたりしにくだんの両人いでゝ火浣布の機術きじゆつふたゝび世にいでしに、嗚呼あゝ可惜をしむべし、此両人も術をつたへずしてぼつしたれば火浣布ふたゝび世にたえたり。