“がんぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玩具85.7%
頑愚14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日曜日ごとに麦酒亭ビエルガルテンに集まって安価な感動を求めているドイツ人らの玩具がんぐになるために、それらを生きさせようとはしなかった。
その昔のマジノ要塞にしても、ジークフリード要塞にしても、このアカグマ地下本営にくらべると、玩具がんぐのようなものだった。
二、〇〇〇年戦争 (新字新仮名) / 海野十三(著)
頑愚がんぐなどと云う嘲罵ちょうばは、てのひらせて、夏の日の南軒なんけんに、虫眼鏡むしめがねで検査しても了解が出来ん。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
頑愚がんぐだな。それでは勝手にするがいい。俺はもう盗難告訴を書いてやらんから」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)