“玩具店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもちゃみせ33.3%
おもちゃや33.3%
おもちやみせ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矢島周禎の一族もまたこの年に東京にうつった。周禎は霊岸島れいがんじまに住んで医を業とし、優の前妻鉄は本所相生町あいおいちょう二つ目橋どおり玩具店おもちゃみせを開いた。周禎はもと眼科なので、五百は目の治療をこの人に頼んだ。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
方々の縁日には玩具店おもちゃやが沢山出ていました。やすいのは択取よりどり百文、高いのは二銭八厘。なぜこの八厘という端銭よせんを附けるのか知りませんが、二銭五厘や三銭というのは決してありませんでした。
我楽多玩具 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
なアにさ、ここが観音くわんおん仲見世なかみせだ。梅「なにかゞございませう玩具店おもちやみせが。近「べた玩具店おもちやみせだ。梅「どれが……。近「あの種々いろんなものを玩具おもちやふのだ。 ...
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)