“画本”の読み方と例文
旧字:畫本
読み方割合
えほん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殊に少年や少女などに画本えほん玩具がんぐを与える傍ら、ひそかに彼等の魂を天国へ誘拐しようとするのは当然犯罪と呼ばれなければならぬ。
少年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
角谷は自分の巾着から女児にねずみ画本えほんなど買って来た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
僕のうちへ来る人々の中に「お市さん」という人があった。これは代地だいちかどこかにいた柳派の「りん」のおかみさんだった。僕はこの「お市さん」にいろいろの画本えほん玩具おもちゃなどをもらった。
追憶 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)