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交際
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まじわり
ふりがな文庫
“
交際
(
まじわり
)” の例文
鶉坂の老人は、五百之進とは、
刎頸
(
ふんけい
)
の
交際
(
まじわり
)
があった。そして、わが子
郁次郎
(
いくじろう
)
の
許嫁
(
いいなずけ
)
である花世を、ほんとの子みたいに可愛がッていた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
和泉守と紋太郎とは役向きの相違知行の高下から、日頃
交際
(
まじわり
)
はしていなかったが、顔は絶えず合わせていた。
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
殿方
(
とのがた
)
の
交際
(
まじわり
)
はどうしてああさっぱりと行きとどいているのだろうと、お艶は涙のこぼれるほどうれしかった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「夫婦の
交際
(
まじわり
)
なんてものは、私にはただ苦しいばかりです。何の意味もありません」
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
けれどもあさましい人間である以上、これから先何年
交際
(
まじわり
)
を重ねても、この卑怯を抜く事はとうていできないんだという自覚があった。自分はその時非常に心細くなった。かつ悲しくなった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
刳袴
(
くくりばかま
)
に
袖無
(
そでなし
)
を着、
鬱金
(
うこん
)
の頭巾を冠っている。他でもない
猿若
(
さるわか
)
である。悪人には悪人の
交際
(
まじわり
)
があり、人買の一味と香具師の一味とは、
以前
(
まえ
)
から交際を結んでいた。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「
交際
(
まじわり
)
を修め貿易をなし利益交換を致したいために」
加利福尼亜の宝島:(お伽冒険談)
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“交際”で始まる語句
交際振
交際上
交際事
交際人
交際好
交際術
交際酒
交際場裡
交際季節
交際流行