“変人”の読み方と例文
読み方割合
へんじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この先生せんせいもどちらかといえば、あまりひと交際こうさいをしない変人へんじんでありましたが、こんなことから、となりおとこはなしをするようになりました。
あほう鳥の鳴く日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
変人へんじんなんだから、今までもよくこんな事があったには有ったんだが、変人だけにすぐなおったもんだがね。不思議だよ今度こんだは」
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「うむ、変人へんじんだと承知しょうちでおいてみるのだから、いまからこぼすのはまだ早い、とにかく十か二十日も使ってみんことにはわかりゃせんじゃないか」
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)