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変人
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へんじん
ふりがな文庫
“
変人
(
へんじん
)” の例文
この
先生
(
せんせい
)
もどちらかといえば、あまり
人
(
ひと
)
と
交際
(
こうさい
)
をしない
変人
(
へんじん
)
でありましたが、こんなことから、
隣
(
となり
)
の
男
(
おとこ
)
と
話
(
はなし
)
をするようになりました。
あほう鳥の鳴く日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
変人
(
へんじん
)
なんだから、今までもよくこんな事があったには有ったんだが、変人だけにすぐ
癒
(
なお
)
ったもんだがね。不思議だよ
今度
(
こんだ
)
は」
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「うむ、
変人
(
へんじん
)
だと
承知
(
しょうち
)
でおいてみるのだから、いまからこぼすのはまだ早い、とにかく十
日
(
か
)
か二十日も使ってみんことにはわかりゃせんじゃないか」
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
国民学校の先生になるという事はもう、世の中の廃残者、失敗者、
落伍者
(
らくごしゃ
)
、
変人
(
へんじん
)
、無能力者、そんなものでしか無い証拠だという事になっているんだ。僕たちは、乞食だ。
春の枯葉
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「
変人
(
へんじん
)
ですよ」
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
「この
家
(
いえ
)
は、あぶないのだよ。
先生
(
せんせい
)
は、
変人
(
へんじん
)
だから、
人
(
ひと
)
の
住
(
す
)
まない
家
(
うち
)
に
住
(
す
)
んでいるのだ。」と、
一人
(
ひとり
)
の
子供
(
こども
)
が、いいました。
薬売りの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
下女
(
げじょ
)
はだいいちに花前さんはえい人だという。
変人
(
へんじん
)
だといってばかにするのはかわいそうだという。ご
飯
(
はん
)
だといわなければ、けっして
食
(
く
)
いにこない。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
しかし細君や子どもたちは、
変人
(
へんじん
)
とはいえ、花前がいかにもきちんとした顔をしているので、いたずら
半分
(
はんぶん
)
にはしのことを
問
(
と
)
うてみるようなことは
得
(
え
)
しない。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「どうして、
変人
(
へんじん
)
なんですか?」
薬売りの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“変人”の意味
《名詞》
変 人(へんじん)
普通の人とは変わっている性質の人。
(出典:Wiktionary)
“変人(
奇人
)”の解説
奇人(きじん)とは、性格や行動が奇矯で普通ではなく、一般の人とは異なっている人のことである。変わり者、変人、狂人、エキセントリックなどともいう。
(出典:Wikipedia)
変
常用漢字
小4
部首:⼡
9画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“変”で始まる語句
変
変化
変梃
変遷
変貌
変物
変挺
変事
変哲
変更