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交際
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こうさい
ふりがな文庫
“
交際
(
こうさい
)” の例文
この
先生
(
せんせい
)
もどちらかといえば、あまり
人
(
ひと
)
と
交際
(
こうさい
)
をしない
変人
(
へんじん
)
でありましたが、こんなことから、
隣
(
となり
)
の
男
(
おとこ
)
と
話
(
はなし
)
をするようになりました。
あほう鳥の鳴く日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかしこれは
活
(
い
)
きた
話
(
はなし
)
とか、
交際
(
こうさい
)
とかと
云
(
い
)
うものとはまた
別
(
べつ
)
で、
余
(
あま
)
り
適切
(
てきせつ
)
な
例
(
れい
)
ではありませんが、
例
(
たと
)
えば
書物
(
しょもつ
)
はノタで、
談話
(
だんわ
)
は
唱歌
(
しょうか
)
でしょう。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
しまいには、訪問者の顔を見れば、絵をぬすみに来たのではないかとうたがいだして、正直な村の人たちとも、
交際
(
こうさい
)
をしないようになってしまいました。
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
予は
唯
(
ただ
)
一箇人
(
いっこじん
)
として四十余年、先生との
交際
(
こうさい
)
及び先生より受けたる
親愛
(
しんあい
)
恩情
(
おんじょう
)
の
一斑
(
いっぱん
)
を
記
(
しる
)
し、いささか
老後
(
ろうご
)
の
思
(
おもい
)
を
慰
(
なぐさ
)
め、またこれを子孫に
示
(
しめ
)
さんとするのみ。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
用も十分に足りていくので、自分が出懸けねばならぬところがあっても、伊之やお
前
(
めえ
)
往って来てくんねえな、と代理をさせるのでます/\
交際
(
こうさい
)
はひろくなり
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
内
(
うち
)
の人の身分が
好
(
よ
)
くなり、
交際
(
こうさい
)
が上って来るにつけ、わたしが足らぬ、つり合い足らぬと他の人達に思われ云われはせぬかという
女気
(
おんなぎ
)
の案じがなくも無いので
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
次
(
つい
)
で英露仏等の諸国も来りて新条約の
仲間入
(
なかまいり
)
したれども、その目的は他に非ず、日本との
交際
(
こうさい
)
は
恰
(
あたか
)
も当時の
流行
(
りゅうこう
)
にして、ただその流行に
連
(
つ
)
れて条約を結びたるのみ。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
それ
以前
(
いぜん
)
から、
安藤
(
あんどう
)
は
某学校
(
ぼうがっこう
)
の
学費
(
がくひ
)
まで
補助
(
ほじょ
)
してもらい、
無二
(
むに
)
の
親友
(
しんゆう
)
として
交際
(
こうさい
)
しておったのだが、安藤がいまの会社へはいって二年めの春、母なる人がなくなり
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
これらの子供たちの
交際
(
こうさい
)
を見ていると、実に愉快そうだが、心配な面もないことはない。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
そして、
雑誌
(
ざっし
)
やおかめどんぐりよりも、まだ
知
(
し
)
らない、
遠
(
とお
)
い
田舎
(
いなか
)
と、
街
(
まち
)
とで、おたがいに、
交際
(
こうさい
)
するのが、とてもうれしかったのであります。
おかめどんぐり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
人
(
ひと
)
と
交際
(
こうさい
)
することは
彼
(
かれ
)
は
至
(
いた
)
って
好
(
この
)
んでいたが、その
神経質
(
しんけいしつ
)
な、
刺激
(
しげき
)
され
易
(
やす
)
い
性質
(
せいしつ
)
なるが
故
(
ゆえ
)
に、
自
(
みずか
)
ら
務
(
つと
)
めて
誰
(
たれ
)
とも
交際
(
こうさい
)
せず、
随
(
したがっ
)
てまた
親友
(
しんゆう
)
をも
持
(
も
)
たぬ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
小栗上野介
(
おぐりこうずけのすけ
)
が
全盛
(
ぜんせい
)
の当時、常に政府に
近
(
ちか
)
づきたるは仏国公使レオン・ロセツにして、小栗及び
栗本鋤雲
(
くりもとじょうん
)
等とも
親
(
した
)
しく
交際
(
こうさい
)
し政府のために種々の
策
(
さく
)
を建てたる中にも
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
その
後
(
ご
)
無断
(
むだん
)
で安藤の家をでて、以前
交際
(
こうさい
)
した家に
乳
(
ちち
)
しぼりをしておった。ようやく見つけてたずねていくと、いつのまにかいなくなる。また見つけだしてたずねると、またいなくなる。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
こういう
人間
(
にんげん
)
をば、
世間
(
せけん
)
は、いつまでも
知
(
し
)
らぬ
顔
(
かお
)
をしておきませんでした。みんなは、だんだんその
男
(
おとこ
)
をきらいました。その
男
(
おとこ
)
と
交際
(
こうさい
)
することを
避
(
さ
)
けました。
おけらになった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
一
代
(
だい
)
を
通
(
つう
)
じて
寡作
(
かさく
)
でありましたうえに、
名利
(
みょうり
)
というようなことは、すこしも
考
(
かんが
)
えなかった
人
(
ひと
)
でしたから、べつに
交際
(
こうさい
)
をした
人
(
ひと
)
も
少
(
すく
)
なく、いい
作品
(
さくひん
)
ができたときは
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“交際”で始まる語句
交際振
交際上
交際事
交際人
交際好
交際術
交際酒
交際場裡
交際季節
交際流行