安吾の新日本地理あんごのしんにほんちり03 伊達政宗の城へ乗込む――仙台の巻――03 だてまさむねのしろへのりこむ――せんだいのまき――
仙台は伊達政宗のひらいた城下町。その時までは原野であったそうだ。 この城は天嶮だね。しかし眼下に平野を見下し、水運には恵まれないが、陸路の要地ではある。政宗が仙台を開府したのは、大坂や江戸の開府よりも後のことだ。だが、大坂や江戸にくらべて、 …
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