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衣冠
ふりがな文庫
“衣冠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いかん
87.5%
いくわん
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかん
(逆引き)
わしはあの
優雅
(
ゆうが
)
な
都
(
みやこ
)
の言葉がも一度聞きたい。あの
殿上人
(
てんじょうびと
)
の
礼容
(
れいよう
)
ただしい
衣冠
(
いかん
)
と、そして美しい
上﨟
(
じょうろう
)
の
品
(
ひん
)
のよい
装
(
よそお
)
いがも一度見たい。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
その時に限り上下でなく
衣冠
(
いかん
)
を着け天神様のような風をする。供もそれに準じた服を着た。私の父も
風折烏帽子
(
かざおれえぼうし
)
に
布衣
(
ほい
)
で供をした。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
衣冠(いかん)の例文をもっと
(21作品)
見る
いくわん
(逆引き)
晏子
(
あんし
)
(五〇)
戄然
(
くわくぜん
)
として
衣冠
(
いくわん
)
を
(五一)
攝
(
をさ
)
め、
謝
(
しや
)
して
曰
(
いは
)
く、『
嬰
(
えい
)
、
不仁
(
ふじん
)
と
雖
(
いへど
)
も、
子
(
し
)
を
厄
(
やく
)
に
免
(
まぬか
)
れしむ。
何
(
なん
)
ぞ
子
(
し
)
絶
(
た
)
つを
求
(
もと
)
むるの
速
(
すみや
)
かなるや』と。
石父
(
せきほ
)
曰
(
いは
)
く、『
然
(
しか
)
らず。 ...
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
積薪
(
せきしん
)
思
(
おも
)
はず
悚然
(
ぞつ
)
として、
直
(
たゞ
)
ちに
衣冠
(
いくわん
)
を
繕
(
つくろ
)
ひ、
若
(
わか
)
き
婦
(
よめ
)
は
憚
(
はゞかり
)
あり、
先
(
ま
)
ず
姑
(
しうと
)
の
閨
(
ねや
)
にゆき、もし/\と
聲
(
こゑ
)
を
掛
(
か
)
けて、さて、
一石
(
いつせき
)
願
(
ねが
)
ひませう、と
即
(
すなは
)
ち
嗜
(
たしな
)
む
處
(
ところ
)
の
嚢
(
ふくろ
)
より
局盤
(
きよくばん
)
の
圖
(
づ
)
を
出
(
いだ
)
し、
黒白
(
こくびやく
)
の
碁子
(
きし
)
を
以
(
もつ
)
て
姑
(
しうと
)
と
戰
(
たゝか
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
衣冠(いくわん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“衣冠”の意味
《名詞》
衣服と冠。
公卿が着用する正式な衣装である束帯の略装。
(出典:Wiktionary)
“衣冠”の解説
衣冠(いかん)は平安時代以降の貴族や官人の宮中での勤務服。
(出典:Wikipedia)
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
冠
常用漢字
中学
部首:⼍
9画
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衣冠束帯
衣冠制度
衣冠束帶
衣冠魚帯
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冠物附外衣
“衣冠”のふりがなが多い著者
司馬遷
吉川英治
倉田百三
高浜虚子
泉鏡太郎
柳田国男
夏目漱石
岡本綺堂
永井荷風
泉鏡花